全国日本吹奏楽連盟が1億5千万円の不正をしていたという速報がながれていました。
団体といい金額といい、びっくりですが、もう一つニュースに詳細がほとんで出ていませんでした。
いつから始まっていて、誰が不正していたのかという点も気になりますが、音楽を頑張っている方達は今年のコンクール普通に開催されるのかも気になりますよね。
こちらの記事では
- 全日本吹奏楽連盟不正は誰がいつからやっていた?
- 全日本吹奏楽コンクール2020の開催中止の可能性はある?
について調べてみました。
全日本吹奏楽連盟不正は誰がいつから?全国コンクール2020の開催中止の可能性についても
27日20時時点で公開されているニュースは以下の通りです。
全日本吹奏楽連盟は27日、給料に上乗せして計約1億5千万円を不正に受け取ったとして、事務局長と事務局次長を同日付で懲戒解雇した。
(引用:共同通信社)
解雇された事務局長と事務局次長の名前も公開されていなければ、いつからどうやって、そのお金はどこから、受け取ったのは誰か・・・情報が少なすぎますね。
音楽をやっている人は気になってしまいますよね、こんな大金が不正に使われていたと思うと。
全日本吹奏楽連盟不正は誰がいつからやっていた?
追記:詳細のニュースが報道されていました!
全日本吹奏楽連盟(東京都千代田区)は27日、50代の男性事務局長と40代の男性事務局次長が2010~19年度の10年間、給与・賞与を不正に水増しし、総額約1億5200万円を着服したと発表した。決算報告書を改ざんしており、監査でも見落とされた。連盟は2人を懲戒解雇した。
(引用:livedoor news)
とのこと。
事務局長と事務局次長の名前は伏せられていますが、10年もの間不正を続けていたなんて、しかも監査で見落としされるってすごいですね。
給料振込は局長が1人で担当していたため、決算報告書も改ざんしていたとのこと。
税務申告の書類には実際の受領額、決済報告書には本来の給与額を記載、上乗せ分は事業支出としていたと報道されています。
経理の担当者がいなかった?のもすごいし、決済報告書って振込の書類とかいらないんですかね・・・ちょっと色々すごすぎて疑問ばかりです。
今回不正は理事長が発見しましたが、局長の言い分は「10年に(当時の)理事長が認めてくれた」とのことですが、この発言に対しても全理事長は否定しているとのことです。
着服の不正に対して解雇ということですが、法律的の罰則がないのかも気になるところですね。
このニュースをみた時に「全日本吹奏楽連盟」のイメージが悪くなってしまっていましたが、告発したのが理事長、そしてご自身で会見をされている姿を見て少しホッとしました。
ただ少なからず音楽を一生懸命頑張っている方達からするとショックなニュースであることには違いないので残念ですね。
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現時点ではほとんど情報がありませんが、事務局長、事務局次長が解雇されたということですが、このお二人が主犯なのか、責任者として解雇されたのかも報道されていません。
全日本吹奏楽コンクール2020の開催中止の可能性はある?
全日本吹奏楽コンクール2020については1月初めに楽曲が発表されたばかりです。
【お知らせ】2020年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考音源が公開されました。https://t.co/sqQKdp9CQ2
— ♪吹奏楽コンクール♪ (@AsahiBrass) January 6, 2020
日程・会場もすでに発表されており、以下の通りです。
中学:2020年10月24日(土)/名古屋国際会議場センチュリーホール
高校:2020年10月25日(日)/名古屋国際会議場センチュリーホール
大学:2020年10月31日(土)/宇都宮市文化会館
職場・一般:2020年11月1日 (日)/宇都宮市文化会館
現時点では全日本吹奏楽連盟のウェブサイトでは2020年度コンクールのキャンセルなどは報告されていません。
純粋に音楽を好きでコンクールに向けて練習を頑張っている方達がこの不正のために犠牲になるなんてことは到底考えられませんから、予定通り開催されると思います。
ただし今回の件でモチベーションが下がってしまう演奏家の方達もいると思うので、全日本吹奏楽連盟はきちんと音楽をしている方に対して誠意を持って謝罪をしてもらいたいですね。
まとめ
今回は全日本吹奏楽連盟の不正について調べてみました。
事務局長・事務局次長が10年間も不正を続けていたことがわかりました。
局長が一人で給与の振込をしていたり、監査で見落とされたりとゆるすぎる内情に驚いてしまいまいました。
音楽をやられている方が嫌な思いをしてしまったことが1番残念ですが、今回の件で内部の不透明な点を綺麗にして真に音楽家を支える団体に生まれ変わってほしいですね。
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