「闇営業」問題から岡本社長のパワハラで揺れている吉本興業ですが、「口頭契約」から「契約書導入」すると発表されましたね。
この「契約書導入」に関しては、第三者で構成される「経営アドバイザリー委員会」が中心になって舵を取っていくとのこと。
この「経営アドバイザリー委員会」の会長に選ばれたのが、国際医療福祉大の川上和久教授とのことですが・・・
会見から数日で会長に選ばれた川上教授は
- どんなすごい人物なのか?
- 元々吉本興業と関わりがあったのか?
気になりましたので、調べてみました。
川上和久教授 (国際医療福祉大)はプロフィールや経歴は?吉本興業との関係についても
吉本興業のウェブサイトで以下のように発表されています。
【経営アドバイザリー委員会設置のお知らせ】
当社は、この度、座長を川上和久氏(国際医療福祉大学教授)とする経営アドバイザリー委員会を設置することを決定いたしました。
今後本委員会の具体的な準備を進めてまいります。
本委員会において、次の事項を諮問する予定としております。
お客様を第一とする理念のもと、
1、反社会的勢力の排除のためのより盤石な体制構築
2、すべてのタレントとのリレーションシップ強化の方策
【タレントとの契約の在り方・マネジメント体制・悩み相談事・ギャランティに関する事などの諸課題】、
3、現行のコンプライアンス体制の検証とさらなる強化
4、吉本興業グループ全社のガバナンス強化の方策、
来週中を目途として、早々に第一回委員会を開催したいと考えております。
本委員会の委員、並びに開催詳細が確定次第、改めてご報告させていただきます。
(引用:吉本興業公式サイト)
日本中が注目している吉本のゴシップを修正するために現れた川上教授はどんなすごい方なのでしょうか?
川上和久教授 (国際医療福祉大)はプロフィール・経歴
本日7月19日(金)は午後6時から放送のMXテレビの”TOKYO MX NEWS”にスタジオ出演し、参院選終盤を展望します。ぜひご覧ください。また、本日付毎日新聞26面「2019参院選」で松田馨君とペアでインタビュー記事掲載されました。松田君と比べると顔のデカさが目立ちますが(笑)。 #参院選2019 pic.twitter.com/ZYSjkzUAN8
— 川上和久 (@rickkazu) July 19, 2019
吉本のプレスリリースでは「国際医療福祉大教授」の肩書きだけですが、テレビや新聞でコメンテイターとして出演されたり、本を出版されていたり、かなり幅広く活動されている方でした。
【プロフィール】
- 氏名:川上和久
- 出身:東京都
- 生年月日:1957年12月8日生まれ(現在61歳)
- 出身校:東京大学文学部東京大学文学部心理学科卒業・東京大学大学院社会学研究科社会心理学専攻博士課程単位取得退学
- 研究分野:政治心理学 世論研究 戦略コミュニケーション論
【職歴】
1986年 東海大学文学部専任講師
1991年 同助教授
1992年 明治学院大学法学部助教授
1997年 同教授
2003年~2008年 法学部長
2008年~2012年 副学長
2016年 国際医療福祉大学教授
〜 現在に至る
著書としては単著だけでも
- 『情報操作のトリック その歴史と方法』講談社現代新書、1994年
- 『メディアの進化と権力』NTT出版、1997年(大川出版賞受賞)
- 『イラク戦争と情報操作』宝島社新書、2004年
- 『北朝鮮報道 情報操作を見抜く』光文社新書、2004年
- 『2大政党制は何をもたらすか 日本大変革への道』ソフトバンク新書、2006年
- 『数字で読む日本』扶桑社新書、2009年
- 『「橋下維新」は3年で終わる 民衆に「消費」される政治家たち』宝島社新書、2012年
- 『「反日プロパガンダ」の読み解き方 歪められた歴史認識を正すために』PHP研究所、2013年
- 『昭和天皇玉音放送』あさ書房、2015年
- 『18歳選挙権ガイドブック』 講談社 2016年
を出版されています。
とても優秀な方であることはわかりましたが、「法務」が専門ではない方なので「なぜ彼?」となってしまいますね。
専門が「世論研究、戦略コミュニケーション論」というのを見ると世論を味方につける戦略で操作して進んでいくのかなぁ・・・と個人的に感じてしまいました。
川上和久教授と吉本興業との関係は?
国民が一気に吉本興業のあり方に疑問を持ってしまったあの会見から、たった3日で「経営アドバイザリー」が設置され、その会長に就任された川上教授ですが、もともと吉本興業と関係があったのでは??と考えてしまいますよね。
東国原さんがこんなツイートをされていました。
⑧ 教授が就くらしい。あれ? 川上和久氏は元々吉本興業所属じゃなかったっけ? https://t.co/nZVtQ04D8d
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) July 25, 2019
元そのまんま東として芸人をやられていた方がおっしゃっているので情報の信用度は高いですよね。
東国原さんがおっしゃっているように元々吉本の方だったのであれば、岡本社長とも関係が深く今回の件で岡本社長が川上教授に相談し、川上教授ありきで後付けで「経営アドバイザリー委員会」が設置されたのでは?と思ってしまいました。
第三者で構成されるはずの「経営アドバイザリー委員会」が・・・完全に身内ですね。
本当であれば、どんなことをやっても吉本の本質は変わらなさそうですね。
まとめ
今回は吉本の「経営アドバイザリー委員会」の会長に選ばれた国際医療福祉大の川上和久教授について調べてみました。
東大の心理学科卒業、東大大学院社会心理学専攻博士課程単位取得退学という素晴らしい学歴のある方で経歴も学部長や副学長まで経験されている方でした。
テレビや新聞などでもコメンテイターとしても活躍されていますが、専門は政治心理学、世論研究 戦略コミュニケーション論。
元吉本出身だったという情報もあり、元々吉本との関係があったことは否めませんね。
吉本の芸人さんは本当に優秀な方ばかりなので、芸人さんのみなさんが楽しく気持ちよくお仕事できる日が来るように、会社が本質から変わってくれることを祈るばかりです。
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