J1のベガルタ仙台が2月19日に、元バルセロナ所属のMFイサック・クエンカ選手が右膝半月板の損傷の、右関節外側半月板縫合術の手術を行ったことがクラブのホームページで発表されました。
ベガルタ仙台にとって主軸となるはずだった選手なので今後ベガルタ仙台がどのようなプランでシーズンの前半戦を戦っていくのかに注目が集まりますね。
今回はクエンカ選手のベガルタ仙台に移籍した理由や経歴や家族、年俸やプレースタイルについてまとめてきました。
クエンカ仙台に移籍はなぜ?年俸やプレースタイルも!
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— 村林いづみ (@Idumimuraba) January 7, 2020
クエンカがベガルタ仙台に移籍した理由は?
クエンカ選手は2019年に来日し、J1のサガン鳥栖でフェルナンド・トーレス選手とともにプレーをしていました。
2019年12月29日にJ1のベガルタ仙台へと完全移籍をすることが決定しました。
クエンカ選手はなぜベガルタ仙台へと移籍することを決めたのでしょうか?
実はクエンカ選手については元々ヴィッセル神戸が獲得に向けて興味を持っていました。
その話を受けクエンカ選手はヴィッセル神戸所属のアンドレス・イニエスタ選手にも相談をしていました。
しかし、移籍期間同時期にヴィッセル神戸が天皇杯の決勝に進んでいました。
そこでクエンカ選手に猛プッシュしたのがベガルタ仙台でした。
そのことについてクエンカ選手は
神戸がカップ戦(天皇杯)決勝に進んだことで、交渉することができませんでした。その間、仙台からの一生懸命なプッシュを受けて、それを受け入れることを決めました。
と語っていました。
また、クエンカ選手はサガン鳥栖での日々について
とても良かった。私はとても重要なゴールを決めることができて、チームの中での重要なピースを担うことができました。日本は私のキャリアを再開させてくれた、とても重要な1年でした
と満足していることを語ってくれました。
(参照 : https://sakanowa.jp/topics/26737)
しかし、クエンカ選手の目標は再びスペインの地でプレーすることだそうですのでいつかベガルタ仙台から移籍することがあるかもしれませんね。
クエンカのプロフィール(経歴・家族など)
クエンカ選手のプロフィールはこちら!
- 名前:イサック・クエンカ
- 生年月日:1991年4月27日
- 身長:179cm
- 体重:68kg
- 所属チーム:ベガルタ仙台
- 出身地:スペイン・カタルーニャ州タラゴナ県レウス
- ポジション:FW MF
- 利き足 : 右
クエンカ選手は2003年、11歳でFCバルセロナに入団します。
2003-04シーズンは、バルセロナの下部組織インファンティルBに所属し、2005-06シーズンにはカデッテBに昇格します。
しかし、2006年にはバルセロナのノウ・バリス地区にあるCFダムのカデッテAチームに移籍し、2007年には生まれ故郷のレウスのCFレウスへと移籍しました。
CFレウスでは2007年から2009年の2シーズンプレーをしました。
その後2009-10シーズンにはバルセロナの下部組織フベニールAに復帰しました。
2009-11シーズンにはCEサバデルにローン移籍し、CEサバデルのセグンダ・ディビシオン昇格に貢献しました。
2011-12シーズンでは再びバルセロナに復帰します。
リザーブチームであるバルセロナBに所属し、プレシーズンでの遠征ではトップチームに帯同しました。
2011年にはトップチームでの初出場、初先発、フル出場、初得点を記録します。
その後もトップチーム選手の故障などを要因に下部組織所属ながらもトップチームに帯同します。
2013年にはアヤックス・アムステルダムにレンタル移籍をし、2014年にバルセロナとの契約を解除し退団しました。
バルセロナ退団後は2015年にブルサスポル、2016年にグラナダCFに移籍します。
Jリーグ移籍を噂された2017年はイスラエルのハポエル・ベエルシェバFCに加入しました。
2019年1月にはサガン鳥栖への加入が発表され、2019年12月29日に現在所属のベガルタ仙台への完全移籍での加入が発表されました。
クエンカ選手はすでに結婚していて妻、娘の三人家族です。
昨年のサガン鳥栖時代には、娘が来日したときにゴールを決めるなど格好いい父の姿を見せていました。
クエンカの年俸は?
クエンカ選手の2020年のベガルタ仙台での推定年俸は4000万円です。
2019年のサガン鳥栖時代の年俸は3500万円でした。
元バルセロナということもあり技術もしっかりしている選手なのでこの年俸で契約できるのは良い買い物になると言えますね。
クエンカのプレースタイル!
クエンカ選手はフォワード、ウイング、サイドハーフからトップ下まで複数のポジションでプレーすることのできるユーティリティープレーヤーです。
身体能力の面ではさほど飛び抜けているものはありません。
しかし、技術面では元バルセロナということだけあり素晴らしいものがあります。
得意とみられるプレーは相手と正対した状態からドリブルで一枚躱してラストパスを出すというプレーです。
サガン鳥栖時代ではサイドでプレーすることの多かったクエンカ選手はタッチライン際でもボールをしっかりとキープしテクニックを活かしたドリブルで相手を躱していくようなドリブルをします。
相手側としたら当然パスも警戒しないといけないので対峙するとやっかいな相手ですね。
クロスも左右の足で精度の高いものを上げることができます。
周囲をよく見ることができていて状況判断能力が良く、パスコースを作るためのポジショニングもうまいです。
守備面では元々性格がまじめなこともあってサボることなく献身的な守備ができる選手です。
まとめ
今回はサガン鳥栖からベガルタ仙台へ完全移籍をしたクエンカ選手についてまとめてきました。
テクニックのあるドリブルと的確な状況判断で相手を上手くいなしながら、正確なクロスを上げることのできるサイドの主戦力になることのできる選手でしたね。
現在怪我の手術によりリーグ前半戦は出場できないということがほぼ決定してしまいましたが、後半戦はそのテクニックを活かしたプレーが見れることを期待しましょう。
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