5月6日にニコニコ動画で京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が安倍首相と対談していましたね。
安倍首相にズバズバと意見していく山中先生ってなんだかすごそうな人ですが、なんとノーベル賞受賞者なんですね。
どんな人なのか気になりましたので調べてみました。
こちらの記事では
- 山中伸弥は何をした人?
- 山中伸弥の生い立ち•年齢などプロフィール
- 山中伸弥の奥さんや家族は?
- 山中伸弥の年収はどのくらい?
を紹介していきます!
山中伸弥は何をした人?生い立ち•家族(父親•奥さん)•年齢などプロフィールや年収も調査!
【本日】ネットの声に安倍首相が答えます📢
⚡️5月6日20時〜
「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」https://t.co/0zQYXp2wNRゲスト:山中伸弥 所長(京都大学iPS細胞研究所)
▼安倍首相への質問を受付中▼https://t.co/q2EtrXBayV#StayAtHome #首相に質問 pic.twitter.com/i9b0XBGs8e
— ニコニコ公式@おうちでニコニコしよう🏠 (@nico_nico_info) May 6, 2020
番組内では五輪成功のために「治療薬、ワクチンの開発を日本が中心になって進める」と意気込む首相に対して
- インフルエンザと同じくらいの怖さまで持っていければ状況が変わる
- ワクチンより既存薬
- 通常アビガンの今月中の承認は「有り得ない」が、それが今月中とのことなので「飛び上がって喜んだ」「実現させて頂きたい」
と応援しているようにも突っ込んでいるようにも聞こえました。
多くの人が後者と捉えてましたが、それが政府に届いてくれているとうれしいですね。
山中伸弥は何をした人?
山中伸弥医師は2012年「成熟した細胞を多能性を持つ細胞へと初期化できることを発見」したことによりジョン・ガードン卿(英国ケンブリッジ大学ウェルカム・トラスト/英国癌研究基金ガードン研究所教授)と共同受賞でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
山中伸弥医師はなんと2006年に世界で初めてマウスの皮膚細胞からiPS細胞(人工多能性細胞)を作り出すことに成功した方です。
そして、2007年には人間の皮膚細胞からiPS細胞を作製する技術を開発しています。
iPS細胞の作製については京都大学iPS細胞研究所HPで以下のように説明されています。
iPS細胞の作製は、一度分化した体の細胞を未分化の状態にもどすという「細胞核の初期化(リプログラミング)」に関する画期的な発見であり、治療法が未だ確立されていない難病の病気の原因の解明、薬の毒性の検査、新しい治療法や薬剤の開発に新たな道を開きました。
(引用:京都大学iPS細胞研究所HP)
難しすぎてちょっとよくわかりませんがw、難病も救う可能性のあるの画期的な開発であるといことはわかりますね。
山中伸弥の生い立ち•年齢などプロフィール
山中伸弥所長のプロフィールはこちら
- 名前:山中 伸弥(やまなか しんや)
- 生年月日:1962年9月4日
- 出身:大阪府枚岡市
- 学歴:大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校天王寺校舎・神戸大学医学部医学科
- 職業:医学者・京都大学iPS細胞研究所所長
関西で生まれ育った山中所長は高校の時にミシン部品工場を経営していた父親から医師になることを勧められ、進路に悩みながらも、徳田虎雄著書「生命だけは平等だ」に感銘を受けて医師になることを決意したそうです。
そして大学は神戸大学医学部医学科へ進学。
スポーツは中高と柔道、大学ではラグビーをされています。
学生時代、柔道やラグビーで10回以上骨折をするなどケガが日常茶飯事であったことから整形外科にすすむことを決め、大学卒業後は国立大阪病院整形外科で臨床研修医として勤務します。
そこでは他の医師と比べて技術面におとっていたことから指導医からは時に罵倒されたりしたこともあり「向いていない」と感じ、研究者を目指すようになったそうです。
どれだけ不器用だったかというと、こんな出来事がありました。
山中が不器用で臨床医を断念するきっかけになった、下手くそな手術を受けたのは中高校の同級生の平田修一さんだった。普通なら15分で済む手術に1時間もかかり、途中で「ヒラ(平田さんのあだ名)すまん、すまん」といっていたという。
(引用:https://www.j-cast.com/tv/2012/10/10149492.html?p=all)
すごく意外ですね!
国立大阪病院退職後は大阪市立大学大学院に入学、そして大阪市立大学大学院卒業後はリフォルニア大学サンフランシスコ校グラッドストーン研究所の博士研究員となり、そしてiPS細胞の研究をはじめることとなります。
山中伸弥の奥さんや家族は?
山中伸弥さんはスポーツをやっていたこともあり、背も高くかっこいいですよね!!
そんな山中さんは結婚をされており、なんと奥様もお医者様です。
奥様は皮膚科医で「知佳」さんという方です。
しかもお二人の出会いはなんと中学2年生の時に同じクラスだった時以来のお付き合いとのこと。
中高と同級生で高校時代には恋人としてお付き合いもされており、お互いが研修医時代に結婚をしています。
知佳さんの実家は開業医だそうで、早くからお医者さんになることを決めていたのかもしれないことを考えると中山さんが医師を目指すきっかけになったのはもしかして知佳さんの影響もあるのかもしれないですね。
そうだとしたら世界は知佳さんに感謝ですね。
1993年に研究のために渡米が決まると、知佳さんは皮膚科医の仕事を休業し子供たちと一緒に山中さんと一緒に渡米することを選んでいます。
そんなこともあり、ノーベル賞受賞後の会見では
「家内も自分の仕事を中断して来てくれた。アメリカでは研究以外の時間ができて、子どもの成長をすぐ横で見られました。研究でいろいろあっても、 子どもの笑顔が支えだった」
(引用:https://www.j-cast.com/tv/2012/10/10149492.html?p=all)
と、知佳さんへ感謝の言葉を述べられました。
素敵なご夫婦ですね。
その後、娘さんが小学校に入学する年齢で知佳さんとお子さんたちだけが帰国することになりますが、単身赴任の寂しさに耐えられず山中さんも帰国することになったことでも山中さんにとって家族がどれだけ大切な存在なのかがわかりますね。
家族あってのノーベル賞といっても過言ではないかもしれませんね。
山中伸弥の年収はどのくらい?
そんな山中所長の年収はどのくらいなのでしょうか?
ノーベル賞受賞者とはいえ、日本の研究員は海外に比べて収入が低いといわれていますよね。
京都大学iPS細胞研究所の給与は公表されていませんが、同じく研究所の理化学研究所の所長の5年前ほどの給与は1800万円程度となっています。
(参考:総務省資料)
5年前と少し前のデータですが、そこまで変更はないと思うのでだいたい、山中所長の2000万程度なのかな?と思います。
世界中を救う研究をしている方の報酬と思うと少ない気がしますが、山中さんの場合はアメリカの研究所でも研究員をされていますので、他の収入も含めるともっとあるかもしれないですね。
まとめ
今回は京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長について調べてみました。
iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞をされた山中所長ですが、はじめは整形外科医だったんですね。
そこで自分には向いていなかったと気づき研究員になりますが、山中所長みたいに完璧そうに見える人にも苦手なことがあったなんて意外でした!
コロナ収束のためにも、山中所長のように権威も知識もある方が政府にこれからも意見をしていただけると嬉しいですね。
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