3月2日からITTFワールドツアープラチナ・カタールオープンが始まりましたね。
シングルス女子では伊藤美誠選手がロンドンオリンピックの銅メダリストのフォン・ティエンウェイを破って、ワールドツアー2連覇に向けて一歩前進しましたね。
そこで今回は伊藤美誠選手の中国での評価や得意技やプレースタイルについてまとめてきました。
伊藤美誠(卓球)の中国での評価は?得意技やプレースタイルについても
伊藤美誠選手のプロフィールはこちら!
- 名前:伊藤美誠(いとう みま)
- 生年月日:2000年10月21日
- 身長:150cm
- 体重:45kg
- 血液型:O型
- 所属:スターツSC
- 出身地:静岡県磐田市
- 段級位:7段
- 戦型 : 右シェーク裏表
伊藤美誠の中国での評価は?
卓球といえば中国ですが、現在世界ランキング3位まで登りつめた伊藤美誠選手の中国での評価はどうなっているのか調べてきました。
伊藤美誠選手は国際卓球連盟(ITTF)で「ここ数年、中国の精鋭たちにとっての最大の脅威に」と称賛されていました。
2016年の成績を見ると、リオデジャネイロオリンピックアジア予選で世界ランク2位の世界女王・丁寧(中国)に勝利、世界ジュニア卓球選手権女子団体で決勝の中国戦で2勝を挙げています。
2017年には中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグに参戦して、団体戦で11試合に出場し全勝、ワールドツアースウェーデンオープンでは早田ひなとのダブルスで界ランク1位の朱雨玲(中国)、同2位の陳夢(中国)ペアに勝利し優勝しています。
2018年は日本人に対して37連勝している劉詩雯(中国)に対して勝利しています。
同年、ジャパンオープンでは準決勝で陳幸同(中国)に0-3の状態から逆転勝利、決勝戦では王曼昱(中国)に勝利しています。
さらに、スウェーデンオープンでは劉詩雯(中国)、丁寧(中国)に連勝して勝ち上がり、決勝では世界ランク1位の朱雨玲(中国)を4-0と圧勝して優勝を飾ります。
2019年にはワールドツアーオーストラリアオープンでは、決勝で朱雨玲(中国)を4-1で破り初優勝をしています。
これらの実績から中国メディアは伊藤美誠に対していあkのような報道をしています。
技術面でもメンタル面でも抑え込まれた。現在、女子シングルスは基本的に日中の争いとなっており、日本の現状から見るに、伊藤美誠が間違いなく中国の最大のライバルだ
(参照 : https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20190601045/)
また中国のネットユーザーからは「逆境からいつも試合をひっくり返すのが恐ろしい」、「伊藤は出始めのころは勢いだけで、ゲームを作れずに崩れていた。今は大事なポイントでの対処と試合のリズムのコントロールが本当に進歩した」、「伊藤の前がかりになる戦術は、もはや相手のリズムを崩すだけものではない。高い精度が伴っている」などのコメントが上がっています。
また中国で記事にされた1部ではリードされても不思議な笑顔で表情が読めずに怖いなどと言われることもありました。
伊藤美誠の得意技・プレースタイル!
伊藤美誠選手の戦型は右シェーク表裏です。
伊藤美誠選手はプレースタイルは現代の卓球では数少ない独特のスタイルでバック表ソフトの異質攻撃型と呼ばれています。
ラケットの両面に違う性質のラバーを張って、球質の変化で相手のミスを誘発させ、ラリーを優位に進めていくスタイルです。
もちろん相手にミスを誘発させる分扱いも難しく自分でもミスをする可能性が高くなるようなラケットになります。
そんなラケットを使いこなしているのでとても器用な選手ですね。
また、伊藤美誠選手は「みまパンチ」と呼ばれる得意技を持っています。
これは独特のテークバックで腰をひねらずに落とすフォアハンドのスマッシュです。
型破りなフォアハンドでどうしてこれが決まるのかとても不思議ですね。
そのほかにもチキータ、逆チキータ、意表を突くカットブロックなども得意としています。
戦術の幅の広さ、戦術理解度の高さから頭の良さもうかがえますね。
まとめ
今回は日本卓球界で最も期待されていて世界ランキング3位の実力を持つ伊藤美誠選手についてまとめてきました。
まだ19歳と若く様々な最年少記録を樹立してきた選手で、スピード感あふれるハードヒッターで見ていて気持ちのいい卓球をする選手でしたね。
東京オリンピックでも得意技の「みまパンチ」を使ってぜひ金メダルを獲得してほしいですね。
今後の卓球での活躍に期待していきたいですね。
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